代表挨拶

リノベーション+ドローンで社会に貢献し、人生を生き抜く

はじめまして!
イザワリノベーション合同会社の井澤と申します。

私は、秋田県由利本荘市で生まれ、親の仕事の関係で幼少期から静岡県に移り住みました。
元々は調理師をしており、伊豆の旅館で修業をした後に、沼津で自分のお店を構えていました。その後、紆余曲折ありトラック運転手など様々な経験をし、最終的に建設業界にたどり着きました。父が大工をしていたため、建設業は性に合っていたのかなと思い、2001年秋田の地に戻り、2016年イザワリノベーションとして創業しました。

~人生を変えた一人の少年との出逢い~

秋田に戻り、会社勤めをしていた時、中咽頭がんを患いました。会社を辞めて長期入院することとなり、一時期はステージ4まで進行し命を諦めたこともありました。これからの未来が描けない中で、小学校一年生の少年と出逢いました。

彼は会うたびに明るい笑顔で「おじちゃん、絶対大丈夫だから。」と声をかけてくれました。いつも、どんな時でも。そんなやりとりは病棟の看護師さんたちにも伝わるくらいに、少年とは仲良くなれたと思います。
私は彼の言葉に勇気づけられて「頑張ってみよう」と前向きに考えられるようになりました。不思議なもので、そこから病状は徐々によくなり手術が受けられる状態にまで腫瘍は小さくなりました。

私は手術を受けることとなり、手術が終わったら「君の存在が、おじちゃんに生きる力を与えてくれた。ありがとう。」少年にそう伝えたいと思い、手術に臨みました。
手術が終わったあと、当時担当してくれていた看護師さんに「彼に会いに行きたい」と伝えました。しかし看護師さんは「井澤さんの体調がもう少し回復したらね」となかなか会わせてくれません。彼は末期の小児がんで、私の手術中に亡くなっていたのです。私は、彼が命をくれたのだと思いました。今でも私の中には彼がいます。彼の分まで人生をやり遂げたい、これが私の起業を決意し、今でも背中を押してくれている出来事です。

人生には本当に不思議なご縁や巡り合わせがある。

入院中はたくさん時間があったため、当時秋田にはなかった「リノベーション」について学びました。会社員時代は、住宅ハウスメーカーの営業をしていたので「退院したらリフォームしてよ」と依頼が数件きていました。それなら自分でリノベーションをしてみようと思い、生まれ故郷の秋田で”イザワリノベーション”という会社をつくりました。そこから次第に人とのつながりで仕事が増え、起業から5年弱。様々なご縁に助けられて今があります。

「やってみないと分からない」をなくしたい。

リフォーム・リノベーションは全国的にトラブルが多い業種です。実際に工事をしてみないと分からないというのも多く、費用も膨大にかかる。どうすればトラブルを少なくできるのかと考えたときに、お客様がご自身の目で確認できることが一番だと考えました。そして赤外線建物診断やドローン建物診断にたどり着きました。病院ではレントゲンを元に話をするように、我々リフォーム業者も撮影した画像を元に施工提案をすることで、お客様も納得することができる。そう思い、すぐに資格を取りドローン事業に参入しました。

全国的に赤外線建物診断はされていますが、秋田県で行っている会社はほとんどいません。ドローンも高価なものですので参入しにくいのかもしれませんが、可能な限りお客様に寄り添い、最善で安心してリフォーム・リノベーション含めた住環境のサポートができるように邁進しております。

現在は戸建て住宅のお客様が中心ですが、企業様や公共事業、災害支援も含め、様々な形で地域や社会に貢献し、正しい修理や保全で建物と人の健康を守りたいと考えております。

2021年6月吉日
イザワリノベーション合同会社
代表社員 井澤直行

 
 
 
 
 
 
 
 
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